• ホーム
  • 事例
  • 顧客ニーズや変化を俯瞰できる「定点調査」は言わば、健康診断。事業戦略や企画の精度を上げるLINEリサーチ活用法とは?
LINEリサーチ

顧客ニーズや変化を俯瞰できる「定点調査」は言わば、健康診断。事業戦略や企画の精度を上げるLINEリサーチ活用法とは?

freee株式会社

2023.02.15

今回は、個人事業主やフリーランス向けのクラウド会計ソフト「freee」をはじめとした様々なサービスを提供されているfreee株式会社で会計個人事業本部CBO(Chief Business Officer)を務められている福島広大様からLINEリサーチの活用方法やおすすめポイントなどをお伺いしました。

1. 普段の業務内容をお聞かせください

個人事業主やフリーランスの皆さまに、クラウド会計ソフト「freee」をはじめとした様々なサービスをご利用いただく事業部の責任者をしております。

2. LINEリサーチのご利用の経緯を教えてください

これまで各チーム単位でアンケート調査を実施することはありましたが、事業部としての定点調査まではやりきれていない状況がありました。個人事業主やフリーランスという独特なカテゴリの実態や変化を俯瞰で把握するためにも、定点でのアンケート調査は重要だと思い、freeeに参画した直後からLINEリサーチの利用を開始いたしました。前職でも利用経験があったため、実績に対する信頼感もあり、利用を開始することに不安はありませんでした。スピード感をもって企画から実査まで進めることができ、結果もすぐに見ることができる「スピード感」は、変化が早いIT業界のなかでも一番のメリットだと感じています。

3. 今回どのような形でLINEリサーチを活用しましたか?

事業の定点調査として認知度調査・利用者調査を行っております。日本全体やターゲットカテゴリにおいて、どの程度の認知がとれていて、ご利用頂いている皆様にはどのくらい満足いただけているか。競合プロダクトとも比べながら、定期的に変化を追うことで事業の健康診断をしております。最初は手探りでしたが、LINEリサーチのオフィシャルパートナーである株式会社クロス・マーケティング様に調査設計などをサポート頂き、今ではスムーズな運用ができるようにもなりました。


また、定点調査以外にも、LINEリサーチが提供しているセルフ型アンケートのライトコースも必要に応じて利用しております。例えば「インボイス制度」や「副業300万円問題」など、社会的に注目されているニュースがでた際には、市場の認識や実態を把握するために、すぐにアンケートを作成し、スピーディーに実施ができ、便利です。また、新たなサービスのコンセプト調査を行い、企画の精度を上げることもあります。PR観点・プロダクト観点からも重宝するため、マーケティングチーム以外での活用も進んでおります。

※定点調査:ブランド認知度調査のイメージ

4. LINEリサーチを利用してみて感想をお聞かせください

LINEという日常的に利用するプラットフォームだからこそ、調査パネルも偏りがなく、クイックに回答いただける肌感をもっています。特に私たちが対象としている「個人事業主」や「フリーランス」という特殊なカテゴリは出現率が低く、サンプル数を確保することが大変ですが、LINEリサーチでは数を担保することができ、「若年層」や「高齢層」など幅広くカバーすることができるため、プラットフォームとしての利用価値を感じております。


また、ライトコースによるセルフ調査ではリッチな分析ツールもご提供いただいているので、実査終了直後から様々な分析知見を得ることもできます。このスピード感は何事にも変え難いものだと感じています。

5. これまでの調査を経て、今後の展望やお考えがあれば教えてください

今後は事業部だけでなく、エンジニアやサポートなど、関係するあらゆるステークホルダーの「共通認識」として、定点調査の結果を浸透していきたいと思っています。また、他事業部でもこうした取り組みを横展開していけると、全社的なマーケティング基盤が強くなるため、強く推奨していきたいです。


その上で、活用範囲もさらに広げていきたいです。LINEというプラットフォームを考えると、公式アカウントとの連携や広告出稿への利用など、リサーチ領域以外にも、まだまだ応用できる範囲は広いと感じています。今後はオーガニック運用・広告運用など各担当も巻き込みながら、マーケティングチーム全体での活用を推進していきます。

6. LINEリサーチのおすすめのポイントがあれば教えてください

これまでマーケティングリサーチのご経験がある方は、ライトコースによるセルフ調査がおすすめです。思い立った時にすぐに調査できるので、スピード感をもって結果を得たい場合はとても有効だと思います。また、これからリサーチ領域にチャレンジしたい方も、サポートコースであれば、パートナーのリサーチ会社と一緒に議論をしながら調査設計を詰めていくことができるのでおすすめです。サポートいただきながら肌感を掴めてきたところで「ライトコースをさらに実施する」「他LINEプラットフォームと連携した企画をする」など、領域を広げていかれると良いと思います。