クリエイティブ 2020.03.18

【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて

LINE広告」の配信効果を向上させるためには、ユーザーの共感を得た上で、クリックしたくなるようなクリエイティブの制作が重要です。クリエイティブを自社で制作するだけでなく、外部の制作会社やデザイナーなどに制作を依頼する場合にも、LINEという配信面の特性を理解した上でデザインする必要があります。


運用型広告の基本から、LINE広告の配信方法まで分かりやすくまとめた資料です。LINE広告をはじめる前に、ぜひダウンロードしてみてください。

※2021年11月25日より、タイムラインは「LINE VOOM」にリニューアルしました。本文内の一部画像が実際の画面と異なる可能性がございます。

目次

・静止画のクリエイティブ制作について
・動画のクリエイティブ制作について
・静止画と動画の同時制作で配信効果を向上

1.Card
2.Square
3.Vertical
4.カルーセル
5.Small Image(画像小)

クリエイティブ制作における静止画と動画の違い

静止画クリエイティブや動画クリエイティブは、それぞれメリット・デメリットや検証ポイントなどが異なります。制作にあたっては、以下の点を意識しましょう。

静止画のクリエイティブ制作について

静止画は動画と比べて制作コストが低いため、訴求軸によって複数のクリエイティブを作り分けしやすいのが特長です。

 

使用するツールや素材によっては、ある程度のコストをかけて制作された静止画も存在します。制作コストの高低にかかわらず配信面のサイズについて考慮する必要があり、例えば、デザインの要素が細かすぎて見づらいクリエイティブは高い配信効果が期待できないでしょう。一方、スマホで撮影した画像をトリミングしただけのシンプルなクリエイティブでも、広告のメッセージがよく表現された視認性の高いものであれば、多くのユーザーの興味・関心を引くことが期待できます。

 

また、LINE広告ではクリエイティブのタイトルやディスクリプションの文字数などを規定した入稿規定があるので、制作前に必ず確認しましょう。

動画のクリエイティブ制作について

動画は静止画と比べて制作コストがかかりますが、多くの情報量をユーザーに届けることができます。特に冒頭の3秒でユーザーの興味・関心を喚起できるかが重要で、配信効果に影響を及ぼします。

 

動画は使用するツールや素材、費用によってクリエイティブの品質に大きな幅が出ますが、演出の少ない動画でも十分な効果が出る場合もあります。最初から凝った動画作りを目指すのではなく、予算の許す範囲でまずは制作に着手することを推奨します。

また、動画はシーンを増やすことで伝えられるメッセージの量が一段と多くなり、表現の自由度も高いフォーマットです。ぜひ制作にチャレンジしてみましょう。

動画クリエイティブの例。静止画よりも多くの情報をユーザーに伝えることができる

静止画と動画の同時制作で配信効果を向上

静止画と動画、両方のフォーマットでのクリエイティブ制作を推奨するのには、以下のような理由があります。

 

・ストックするクリエイティブ数が増える

配信面によって利用できるフォーマット(静止画や動画)や、クリエイティブの種類(CardやSquareなど)が異なるため、ストックしているクリエイティブ数が増えるほど、広告運用における「打ち手」が増え、配信効果の向上が期待できます。

 

・コンバージョンに有効なフォーマットの見極め

静止画と動画、どちらのフォーマットがよりコンバージョンにつながるか見極めるには、実際に両方の配信結果を比較することが有効です。実際の配信結果から傾向を把握することで、配信効果を高めるための効率的なクリエイティブ運用が可能になります。

 

 

クリエイティブにおける静止画と動画の違いについて、詳しくはこちら

LINE広告におけるクリエイティブの種類について

LINE広告には、配信面に応じて合計5つのクリエイティブの種類が存在します。それぞれ使用できるフォーマットが異なりますので、事前に必ず確認しましょう。

1.Card

「Card」は、静止画(1200 x 628px)と動画(画面比率16:9)のフォーマットです。CardはトークリストやLINE VOOM(旧タイムライン)、LINE NEWSなど、多くの配信面に対応しています。

Cardの解説

2.Square

「Square」は、静止画(1080 x 1080px)と動画(画面比率1:1)のフォーマットです。Cardと同様、トークリストやLINE VOOM、LINE NEWSなど、多くの配信面に対応しています。

Squareの解説

3.Vertical

「Vertical」は動画専用(画面比率9:16)のフォーマットです。大きく画面表示されるLINE VOOMに対応しています。LINE VOOM上では3:4の比率となり、上下が切れて表示されるため、画面下部に字幕などを入れる場合は注意が必要です。ユーザーが画面をタップすると、9:16の全画面表示に切り替わります。

Verticalの解説

4.カルーセル

1つの広告枠にスライド式で画像を最大10点掲載することができます。ユーザーの閲覧履歴に基づき興味が持たれそうな特定商品を広告表示する「LINE Dynamic Ads」と、LINE VOOMとLINE NEWSの一部、LINE BLOG、LINEポイントクラブに対応しているフォーマットです。

カルーセルの解説

5.Small Image(画像小)

「Small Image(画像小)」は、画像とテキストで構成されるシンプルなフォーマットです。ユーザーのアクティブ率の高いトークリストで表示されます。なお、ディスクリプションは表示されません。

Small Image(画像小)の解説

LINE広告のクリエイティブの種類について、詳しくはこちら

クリエイティブ・オリエンテーションシート

これまでの内容を踏まえて、外部の制作会社やデザイナーなどにクリエイティブの制作を依頼する場合は、配信面を踏まえたサイズ感や使用できるフォーマットはもちろん、クリエイティブを通じてユーザーにどういったアクションをしてもらいたいかなどを、わかりやすく的確に伝える必要があります。

 

そのような時に便利な「クリエイティブ・オリエンテーションシート」を用意しました。

本記事で紹介した配信面やサイズ感以外にも、円滑なクリエイティブ制作のために必要なチェック項目を収録していますので、下記よりダウンロードしてお使いください。

 


 

また、クリエイティブを簡単に制作できるLINE Creative Labをぜひご活用ください。

2019年11月から申し込みや広告配信、お支払までが全てオンラインで完結するセルフサーブがスタートしています。LINEへの広告配信をご希望の方は、まず下記ページより広告アカウントの開設を行なってください。