運用テクニック 2019.04.25

【公式】LINEメッセージ配信のコツ|開封率を高める工夫や企業事例

日本国内で月間8,000万人のユーザーがいる LINE上で、顧客となるユーザーへ直接自社のサービスや店舗情報を届けることができるのが「LINE公式アカウント」です。


アカウント開設や運用が無料で開始できる「LINE公式アカウント」には、ユーザーに情報を届けるためにさまざまな機能が実装されています。そこで、集客や売上アップにつながるメッセージ配信について、メッセージの種類や実際の配信方法、配信のコツを紹介します。

目次

LINE公式アカウントのメッセージ配信とは

LINE 公式アカウントを開設すると、さまざまな機能が利用できるようになります。その中で、ユーザーとのコミュニケーションの基本となるのがメッセージ配信機能です。

コミュニケーションアプリ「LINE」のリーチ力

「LINE」のユーザーは、2019年3月時点で月間8,000万人以上存在し、さらにそのうち86%が毎日利用しているという日常生活には欠かせないコミュニケーションアプリとなりました。

コミュニケーションアプリ「LINE」のリーチ力

そして、企業や店舗がユーザーとの距離を縮められるサービスが「LINE 公式アカウント」です。メッセージ配信とは、そのLINE 公式アカウントを友だち追加したユーザーに対して、企業や店舗側からメッセージを送ることができる機能です。

 

出典:マクロミル社・インターネット調査(2019年1月実施/全国15~69歳のLINEユーザーを対象 サンプル数2,060)

 


すでにLINE公式アカウントや旧LINE@(ラインアット)を友だち登録しているユーザーの多くが、友だちになった後にメッセージに接触しています。そのため、LINE公式アカウントを運用するにあたりメッセージ配信は最も重要なステップだと言っても過言ではありません。

メッセージの種類と配信方法

メッセージの種類と配信方法

LINE公式アカウントで送ることができるメッセージには、テキストだけで情報を伝えるもの、画像などでユーザーにインパクトを与えるものなど、さまざまな種類があります。配信の目的に応じて使い分けることで、高い効果を得ることができます。

通常メッセージ・スタンプ

LINE 公式アカウントで友だちになっているユーザーのLINE アカウントに、直接メッセージを送る方法です。テキストのほかに画像や音声、動画やスタンプも利用できます。


通常メッセージは、1度に3つの吹き出しまでメッセージを配信することができます。たとえば、テキスト、お店や商品の画像、そしてスタンプというように、複数のクリエイティブを組み合わせてメッセージを送ることができます。

LINEのトーク画面

メッセージの送信方法詳細はマニュアルを参照してください。


https://www.linebiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/app/messages/create

リッチメッセージ

リッチメッセージは、画像とテキスト情報を1つにまとめて配信できる機能です。リッチメッセージは最大6分割することができ、1つのエリアに対して画像を1枚、URLを1つ設定できます。ユーザーの視覚にわかりやすく訴えることができるため、通常のテキストメッセージよりも高い誘導効果が期待できます。

リッチメッセージ

リッチメッセージの配信方法詳細は下記を参照してください。
https://www.linebiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/rich-messages/create


また、リッチメッセージの画像のサイズや分割のテンプレートはこちらから確認できます。
https://www.linebiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/rich-messages/templates

リッチビデオメッセージ

リッチビデオメッセージは、自動再生される動画をメッセージとして送ることができる機能です。リッチな動画表現が可能になるだけでなく、遷移先を設定すれば動画を視聴したユーザーを外部サイトに誘導することができます。

リッチビデオメッセージ

リッチビデオメッセージの配信方法はマニュアルをご覧ください。https://www.linebiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/rich-video-messages/create

メッセージ配信の基本ルール

LINE公式アカウントで配信できるメッセージは、3吹き出しまでを1回とし、「メッセージを送った回数×送った友だちの数」を「通数」としてカウントします。


LINE 公式アカウントは、プランによって無料で配信できるメッセージの通数が異なります。月額固定費が無料の「フリープラン」は1ヶ月に1,000通まで送信が可能です。例えば、友だちが250人いるアカウントで考えると、友だち全員に月4回メッセージ配信を行うと1,000通になります。


友だちの数が増え、1ヶ月に1000通を超えてメッセージを送りたい場合は有料プランに切り替える必要が出てきます。月額固定費が5,000円の「ライトプラン」は15,000通まで、月額固定費15,000円の「スタンダードプラン」は45,000通まで追加料金なしでメッセージが配信できます。詳しくは次の項目で解説します。

メッセージの配信費用

前述のように、LINE 公式アカウントには無料プランと有料プランがあります。アカウントの開設・初期費用はいずれも無料ですが、プランによって配信できるメッセージの数に違いがあります。自社の業種や友だちの数などを考慮し、どのプランが適切なのか検討しましょう。

プランの種類と料金設定

無料の「フリープラン」、有料の「ライトプラン」「スタンダードプラン」ともに一定数まで無料でメッセージを配信できます。

フリープラン

1,000通まで完全無料でメッセージが配信できますが、追加でのメッセージ配信はできません。たとえば、250人の友だちがいる場合は月4回、500人の場合は月2回が上限となります。


ライトプラン、スタンダードプラン

月額利用料が5,000円の「ライトプラン」は15,000通まで、月額利用料が15,000円の「スタンダードプラン」は45,000通まで、追加料金なしでメッセージが配信できます。

LINE公式アカウントの料金プラン

2つの有料プランでは、無料配信分を超えた場合、ライトプランは1通5円の固定で、スタンダードプランは1通あたりの上限が3円の従量課金で追加のメッセージ配信が可能です。無料プランと有料プランに機能の差はなく、異なるのは無料分のメッセージ通数と追加配信時の料金です。スタンダードプランの場合、追加配信数が多ければ多いほど1通あたりの単価が下がるため、友だち数が多い、あるいは配信頻度が高い企業・店舗の方は是非、ご検討ください。

料金テーブル

効果的なメッセージとは

LINE 公式アカウントから発信されるメッセージは、開封率や反応率が高い重要なプロモーション手段です。その効果を最大限に発揮するためには、ユーザーに寄り添ったメリットのあるメッセージを届け、ブロック率を高めないことが大切です。そこで重要なのが、メッセージの内容はもちろんのこと、配信する時間や頻度です。

効果的な配信時間と頻度

メッセージが配信される時間帯や頻度をユーザーが不快に感じた場合、ブロックされるリスクは高まります。配信時間や頻度は配信する側の考えで機械的に決めるのではなく、商材の特性や、受け取り手であるターゲットの生活パターンを考慮して決定しましょう。それらのポイントをお伝えします。


・ユーザーの生活に合わせた配信時間


ユーザーがメッセージを見るのは、時間に余裕のあるときなど、いわゆるすきま時間です。人によってその時間帯も異なります。

例えば、グルメ・フードカテゴリのLINE公式アカウントの時間別投稿を見ると10時~12時と16時~18時の2回、投稿のピークがあります。これは昼食前、夕食前の「何を食べようかと考えているユーザー」を意識した投稿時間だと考えられます。


また、曜日別では金曜日の投稿が一番多くなっています。平日のランチや、休日前のちょっとゆったりしたタイミングがよく狙われていることがうかがえます。(※データは2018年7月時点)


LINE 公式アカウントを活用してアピールしたい商品の特性や、店舗の業態によって、潜在的なユーザーの行動リズムは変わってくるため、それに合わせて最適な配信タイミングを考える必要があります。


・配信はまず週1回を目安に


LINE 公式アカウントのメッセージはユーザーのトーク画面に直接届き、ポップアップなどで通知されます。これは、一般的なSNS投稿にはない強力な機能です。効果的に活用することで、情報を確実にユーザーに届けることができるLINEの大きな強みとも言えます。


その反面、サービスや商材にもよりますが、あまりにも頻繁にメッセージが届くとユーザーも鬱陶しく感じる可能性があるため、ブロックされるリスクが高まります。運用を始めるにあたっては、まず週1回程度の配信を目安に、必要に応じて配信設計をしましょう。

初回配信内容の注意点と効果的なメッセージの傾向

LINE 公式アカウントを友だち追加してくれたユーザーは、自社のサービスや店舗に興味を持ってくれた人です。ユーザーのニーズに応えるため、喜んでもらえる情報を提供し、継続的なコミュニケーションを実現するメッセージとはどのようなものか。そのポイントを紹介します。

初回の配信内容の注意点

・初回の配信内容の注意点

友だちになったユーザーに配信する初めてのメッセージをあいさつメッセージと言います。このメッセージは友だち追加したユーザー全員が目にすることになり、今後そのアカウントを友だちとして残すかどうかの重要な決め手にもなります。


ユーザーが継続してメッセージを読みたくなるような内容を意識し、不安点・疑問点を解消できる要素を盛り込みましょう。具体的には、下記のような内容が考えられます。


・会社や店舗の紹介

どのような企業・店舗が運営しているアカウントなのか、自己紹介をします


・今後届く情報について

今後、どのような情報がどの程度の頻度で配信されるのか案内します。


・プッシュ通知をOFFにする方法

ブロック対策として、ユーザーが配信の頻度が高いと感じたときにプッシュ通知をOFFにするための方法を案内します

・クーポンなどのお得情報

単なる情報提供だけではなく、店舗で使えるクーポンなどを付与することで、ブロックを防止し、来店を促進することができます。

・効果的なメッセージの傾向

LINE 公式アカウントの運用を続けていくと、自社のサービスや店舗のファンである「リピーター」が増えていきます。LINE 公式アカウントによる情報配信の対象者は、基本的にリピーターが多いということを念頭においてメッセージを考えることが重要です。


・LINE 公式アカウント限定の情報を配信する

友だちになっているユーザーは、すでにほかのSNSやメルマガなどに登録し、LINE 公式アカウントと合わせて情報収集をしている可能性があります。そのとき、ほかのSNSやメルマガと同じ情報を提供しているとユーザーに飽きられ、ブロックされるリスクが高まることがあります。クーポンなど、ユーザーがメリットを感じられる、LINE 公式アカウントならではの情報を配信するよう心がけましょう。


・過去に成果のあった内容を参考にする

LINE 公式アカウントで友だちになっているユーザーは、前述のように「リピーター」です。配信情報を検討する際には、過去に反応が良かった配信内容を参考にしましょう。その際、商材やサービス内容、クリエイティブを考慮して、ユーザーに「同じような情報が何度も届く」という印象を持たれないようにすることが大切です。

リッチメッセージの有効活用

メッセージの中でも、特にユーザーの印象に残るのがリッチメッセージです。そこで、ユーザーと効果的なコミュニケーションを取るために積極的に活用することをお勧めしています。


リッチメッセージの成功事例や、効果的な作成方法は下記の記事を参考にしてみてください。
LINE公式アカウント|リッチメッセージの活用法と最新事例


以上、メッセージ配信の種類と使いかたについて紹介してきました。本記事を参考に、早速メッセージ配信をはじめてみましょう。


LINE公式アカウントの開設がお済みでない方は以下のページからまずはアカウントを開設することが可能です。