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運用テクニック 2018.06.01

F.O.Xで効果最大化! LAPの”勝ちクリエイティブ”を徹底解説

(画像右から)
株式会社 CyberZ スマートデバイスアドテクノロジー事業取締役 市川 陽氏
F.O.Xインテグレーションマネージャ 見並 勲紀氏
F.O.Xコンサルタント 石田 麻美氏
F.O.Xプロデューサー 玉川 奨氏

2017年10月、株式会社CyberZ(以下、CyberZ)はLINEの運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform(以下、LAP)」の販売・開発パートナーを認定する「LINE Biz-Solutions Partner Program」において、「Ads Measurement Partner」に認定されました。スマートフォンアプリ向け広告効果測定ツール「Force Operation X(以下、F.O.X)」を活用したLAP上でのユーザー獲得キャンペーンの効果最大化に関して、F.O.Xの見並が紹介します。

アプリマーケティングの費用対効果を最大化するF.O.X

F.O.Xは、スマートフォン広告における広告効果最適化のためのトータルソリューションプラットフォームです。2011年2月に国内で初めてスマートフォンアプリ向け広告効果計測を実現し、アプリにおけるダウンロードの流入元分析はもちろん、スマートフォンユーザーの行動特性に基づいた独自の効果計測基準のもと、広告主のプロモーションにおける費用対効果を最大化することが可能です。

F.O.Xでは、インフィード広告を運用する上で広告主が力を入れるポイントは2つ存在すると考えています。

  • 質の高いクリエイティブの発見
  • クリエイティブの疲弊への対策

まず、質の高いクリエイティブの発見ですが、現在F.O.Xをご利用いただいている各企業様ではクリエイティブの色や文言、配置などを独自のノウハウを駆使して大量生産する体制を作っている事が多い状況です。そんな中で、他のクリエイティブより効果が高いものをいち早く発見し、広告予算をいかに効率よく集中させるかがKPI達成に大きく影響を与えていると考えられます。

次に、クリエイティブの疲弊ですが、インフィード広告では効果の高かった神クリエイティブでも、反復して露出されることで徐々に最初ほどの成果を得られない事が多く、鮮度を保つために最適なタイミングで次のクリエイティブを投入することが求められます。

そのため、F.O.Xではこれらのクリエイティブ運用の重要性を認識し、リアルタイムかつ瞬時に判断できるダッシュボードを提供しています。

クリエイティブランキング

さらに、F.O.Xのクリエイティブレポート機能については、時間・日・月・クリエイティブの軸を切り替えながらKPI毎のクリエイティブランキングを確認できるため、最適なPDCAの運用が可能となります。ユーザー獲得後のLTVについても同様の軸で確認できるため、コアーユーザーの発見に役立つ情報も確認することができます。

LAPにおける “勝ちクリエイティブ”のポイントは3つ

LAPは、他の媒体では到達できない新規ユーザーへリーチできる点が魅力の1つとなります。LINEの7500万MAUに対して、ターゲティング配信と最適化されたクリエイティブを投下することで、多くの新規ユーザーを獲得できるのではないかと考えています。
F.O.Xのクリエイティブレポート機能を活用してLAPの媒体特性を分析し最適なクリエイティブを見つける事が可能な運用方法について説明します。

1.配信面に合わせてクリエイティブを最適化

LAPにおけるクリエイティブの最大の特徴は“配信面”です。LINEのタイムラインとLINE NEWSの2つの配信面で広告在庫の多くの割合を占めており、この2つをそれぞれ攻略していくことが重要となります。タイムラインはユーザー投稿のフィードの合間に広告が表示されるのに対し、LINE NEWSはニュースの記事のように広告が表示されます。そのため、それぞれの広告の表示のされ方にあわせて、クリエイティブを最適化していく必要があります。タイムラインでは、広告の表示サイズが大きいため、できるだけベネフィットがひと目で分かるようなインパクトのあるクリエイティブをいれることが大事です。LINE NEWSは、クリエイティブの表示サイズが小さいため、小さい中でも視認性が高くなるようなシンプルなクリエイティブかつ、ニュース記事の見出しに相当するテキストの工夫が必要となります。

タイムラインとLINE NEWS

2.パフォーマンスを左右するリフレッシュ頻度の調整

F.O.Xを活用しているマーケティング担当者にヒアリングを行った結果、1週間に1回はクリエイティブをリフレッシュするようにしているという回答が多く、その理由はF.O.X上のクリエイティブレポートから得られる結果として、おおよそ1週間ほどでクリエイティブのCTRが減衰してくる傾向が確認されているためです。一方で、勝ちクリエイティブと呼ばれるようなクリエイティブはCTRがなかなか減衰しない傾向にあるので、クリエイティブのリフレッシュの頻度も大事ですが、いかに質の高いクリエイティブを作るかが重要なポイントです。

3.クリエイティブの細かい運用によるCPIの改善

LAPのようなインフィード配信面の場合、クリエイティブが肝になるので、いかに早く効率的なPDCAを回し勝ちクリエイティブを展開できるかが、キャンペーン成功の鍵であると考えています。そして、次のキャンペーンでも生かせるようにクリエイティブの構成、作成されたクリエイティブ、F.O.Xのクリエイティブレポートをデータベースとして構築することが重要です。

“色”によってROAS効率に大きな差が…!

LAPでのインセンティブやコラボなどの訴求は、ROAS効率が高い傾向にありますが、KPIがROASでインセンティブやコラボのROAS効率が悪い案件を、どうやってターゲティング以外で改善できるか、パターン化したクリエイティブの組み合わせを配信し、計測ツールを活用して検証行うことが可能です。過去の配信実績で配信されたクリエイティブのROAS改善事例をご紹介します。

クリエイティブのROAS改善事例

具体的な検証方法ですが、白背景と黒背景のクリエイティブを同時に配信し、ABテストを実施する内容でした。結果の検証に関しては、F.O.Xの成果ログを使って、日×CPN×クリエイティブの軸で売上を確認しながら各クリエイティブの数値をデイリーで比較いただき、白背景に比べ黒背景の方がROAS効率が3ケ月とも良好である結果を確認できました。

検証結果

この結果より、要因を分析し黒背景のROAS効率が高いのは高級感のある黒の方が課金意欲の高いユーザーに刺さるのではないかという仮説を発見することができました。現在は上記の仮説をもとに、高級感のあるクリエイティブを制作し配信して仮設を検証いただいています。

F.O.XとLAPの連携で配信時の最適化が強化

LAPは広告の配信面がどんどん変わっていくメディアであると考えています。その変化の中で、状況を判断できるデータをより早く正確に確認するためには、F.O.Xのような計測ツールが役立ちます。なお、2018年4月に開始したLAPのリエンゲージメント広告に関しては、認定パートナーを通してのみ効果測定が可能です。広告配信の効果最大化にぜひお役立てください。

執筆者:株式会社 CyberZ F.O.X事業部 見並 勲紀