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運用テクニック 2018.06.29

目的で使い分け!ユーザーとの距離を縮める「LINEアカウント活用法」

5月16日、アドバタイジングウィーク・アジアの「LINE Meet-up Lounge」の中で、株式会社メガネスーパー様(以下、メガネスーパー)に登壇いただき、自社のデジタル戦略を語っていただきました。
メガネスーパーは、デジタル戦略をこれまでほとんど活用してきませんでしたが、川添氏の就任以降、デジタル戦略に力を入れるようになり、今では約360のアカウントを使い分けて、デジタルチラシの配信といったベーシックなものから店舗の在庫管理といったものまで、多岐に渡って活用しています。
LINEの導入に至った背景や現場での活用の実例を詳しくお話いただきました。

川添隆氏

◆登壇者◆
株式会社ビジョナリーホールディングス
執行役員 デジタルエクスペリエンス事業本部 本部長 川添隆氏
※ビジョナリーホールディングスはメガネスーパーの親会社

◆メガネスーパー概要◆
グループを含め全国で約390店舗を展開し、眼鏡やコンタクトレンズ、補聴器、リラクゼーションを提供しています。2014年6月、販売だけにとどまらず目の健康寿命を延ばすための解決策を提供する企業を意味する「アイケアカンパニー宣言」をしました。アイケアに注力した商品やサービスも展開しています。本社は神奈川県小田原市。(※会社HPから抜粋)

LINEアカウントの利点を活かして「目的別」に使い分け

川添隆氏

LINEの活用に関して、川添氏は「LINE@は命令形でもいいほど、小売り・サービス提供だけでなくあらゆる分野で導入が必須です」と笑いながらも言い切ります。メガネスーパーでは、2013年にLINE@アカウントを運用し、2013年11月にはLINE公式アカウントをスタートしました。現在では約360のアカウントを使い分けており、主に、店舗やECなどの購入チャネルへ顧客を誘導する役割で使っています。
例えば、わかりやすいのはLINE限定のクーポン。画面を見せると500円オフといった、LINEで友だちになるインセンティブとして定期的に配信をしているそうです。LINEはスマートフォンユーザーの9割以上が使っている上、幅広い年齢層にリーチできるという強みを生かした取り組みです。

LINEの積極活用・使い分け

他にも、顧客送客以外の使い方として、メガネスーパーでは新卒採用でLINEを活用しています。合同説明会や自社説明会の際にLINE@を登録してもらい、説明会の予約日時の変更などのコミュニケーションをメールではなくLINE@で行っているそうです。1to1のトーク機能では「説明会では聞きづらいことを聞いてもらうツールとしても使ってもらっている」と明かしました。LINEと同時に、フェイスブックも採用で利用していたそうですが、フェイスブックの登録は断られることが多かったそうです。「フェイスブックは個人のものという意識があるのではないか」と振り返りました。

LINEで在庫検索、LINEで取り置き予約~シームレスなサービスも実現

川添氏は「インセンティブはクーポンだけでなく、お客様が知りたいと思う情報を提供するのもインセンティブになります」と指摘します。
その一つが、2018年1月から開始した「在庫検索と取り置きサービス」です。これは、LINEアカウントと友だちになり、自分が使っているコンタクトレンズと度数を登録することで、その商品の在庫がある最寄りの店舗を検索できて、さらに取り置きができるというサービスです。
コンタクトレンズは、度数が使用者それぞれで異なる上に乱視用のものもあり、1つの商品でも数十から約2,000のバリエーションがあるといいます。そのため、在庫管理が難しく「すぐに購入したいというお客様のニーズを拾えていませんでした」と川添氏。在庫の店舗が表示されたら予約ボタンを押すだけで予約が完了して、受け取りができるという流れで、LINEだからこそできるシームレスなサービスとなっています。「このサービスを使いたいから友だち登録してくれるお客様もいる」と手応えを感じているようです。

LINEスタンプは短期的な広告施策として最も有効な選択肢

川添隆氏

「スポンサードスタンプは短期的にユーザーを獲得する広告施策として最良のものだと評価しています。安価かつ大量にユーザーを獲得できる施策は、他にはありません」と、川添氏はLINE公式アカウントの効果をこう強調しました。LINEスタンプの配信から、友だちの獲得の実績を見ると、一連の施策にかかる経費も「単価に落とし込んで、計算するとそれほど高額ではないと思っています」と述べました。唯一、LINEスタンプを配信することができるのが、LINE公式アカウントです。川添氏は「LINE公式アカウントを開設するならLINEスタンプはやった方がいいと思う」と会場に集まった聴衆に向けて助言をしました。

また、LINE公式アカウントを使い始め、その後、ECサイト専用のLINE@を加えてから、ECの売り上げのうち約13%がLINE経由になり、その額も少しずつ増えているといいます。

配信メッセージの順番

<配信メッセージの順番にも気を遣っているという>

メガネスーパーのECサイトでは、100人来店したとしても購入してくれるのは2人程度だそうです。購入につながらなかった98人を将来的な顧客にするため、LINEでクーポンを渡してLINE@だけでも登録してくれれば「コンバージョンポイントを作ることができます」と川添氏。WEB接客ツールでLINEのアカウントを訴求することで、100人中70人がクリックし、実際に登録してくれるのは8人という状況を説明しました。

スモールスタートで始めるLINEのススメ

川添隆氏

セミナーも終盤になり、まとめに入ります。川添氏が注意を促したのは「LINEの機能を知らないと、自分たちがやりたいことを実現できない」ということです。また、LINEはメールに比べると到達率が高い一方で、メールマガジンよりも登録へのハードルは低いと説明。「タップひとつで登録できるので、気軽に登録してもらえる」と分析しました。一方で、LINEの注意点を説明し、「携帯電話1台につき、アカウントは1つしか持てないこと、パソコンでは機能を十分に生かせないのでデバイスの制限があること」を指摘しました。
最後に川添氏は会場に向けて呼びかけました。「まずはLINEアカウントを開設して友だちを増やして、1,000人獲得したら配信してみようぐらいの気持ちでいいので、LINEアカウントを作ってみましょう」。

「メガネスーパーコンタクト」LINEアカウント
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「メガネスーパーコンタクト」LINEアカウント