運用テクニック 2021.07.27

【公式】運用型広告の用語解説|LINE広告を運用する時に初心者がおさえるべき用語とその使い方

運用型広告を運用する際、「CTR」「インプレッション」「コンバージョン」などの用語が各種資料や管理画面などで当たり前のように使われています。本記事では、運用型広告を始める際に理解しておきたい用語を整理するとともに、「LINE広告」と特有の専門用語について解説します。

目次

2-1. 入札(費用)に関する用語

2-2. ターゲティングに関する用語

2-3. バナーに関する用語

2-4. その他の用語

1.運用型広告の用語を覚えるコツ

運用型広告には、インプレッションやコンバージョンなどの耳慣れない用語や、CTRやCPAといった略語が多く登場します。これらの用語はただ機械的に覚えるより、日頃スマホやPCを利用する中で目にする広告のシーンや流れをイメージすることで、理解が進みます。

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例えば、ユーザーの端末に広告が表示されたかどうかは、その回数を表す「インプレッション」や、料金を表す「CPM(Cost Per Mile)」を確認します。同じように、ユーザーがバナーをクリックしたか、広告からWebサイトに遷移したか、ユーザーがアクションした(資料ダウンロードや商品購入など)かなど、どのような項目を確認すればいいかを紐づけて考えることで、用語の理解が進むはずです。

2.用語の解説(カテゴリー別)

広告運用のどのシーンでその用語が使われているかイメージできる解説とともに、大きく「入札(費用)」「ターゲティング」「広告バナー」「その他」の4つのカテゴリーに分けて紹介します。

2-1.入札(費用)に関する用語

▪️入札の仕組み

運用型広告は、広告枠の価格が決まっている純広告と異なり、リアルタイムのオークションに勝った広告が表示される仕組みとなっている。

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▪️費用発生の仕組み

運用型広告には大きく分けて「CPC課金」「CPM課金」という、2つの課金方式があり、広告を出稿する目的や予算感に合わせて、適切な課金方法を選択する。

 

CPC課金…広告がクリックされる度に費用が発生する課金方式で、広告が表示されるだけでは費用は発生しない。クリックを多く獲得したい場合に適しているが、クリック率が上がると費用が膨らむ可能性がある。

 

CPM課金…広告が1,000回表示される度に費用が発生する課金方式で、1,000回表示されるごとの単価を「eCPM」と呼ぶ。より多くのユーザーに広告を見てもらいたい場合に適しているが、クリック率が低くても費用が膨らむ可能性がある。

▪️インプレッション

広告がユーザーに閲覧され、その広告が画面上で100%表示された回数のこと。

▪️クリック

表示された広告を、ユーザーがクリック(タップ)したこと。

▪️CPC

Cost per Clickの略で、1クリック当たりに費やした「クリック単価」。広告運用を始める前に目標CPCを下記のように算出し、実際のCPC(利用金額÷クリック数)と比較できると良い。

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▪️CTR

Click Through Rateの略で、広告の表示回数に対してどの程度クリックされたかの「クリック率」。CTRは、クリック数÷インプレッション数で算出できる。

▪️コンバージョン

CVと表記されることが多い、広告をクリックしたユーザーがWeb上で起こすアクション。商品購入、資料のダウンロード、問い合わせ、会員登録、アプリのインストールなど、広告を配信する目的によってその定義はさまざま。

▪️CPA

Cost Per Actionの略で、1人のユーザーを獲得するために費やした「顧客獲得単価」。広告運用を始める前に目標CPAを下記のように算出し、実際のCPA(利用金額÷コンバージョン数)と比較できると良い。

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▪️CVR

Conversion Rateの略で、クリック数に対してどの程度コンバージョンされたかの「コンバージョン率」。CVRは、コンバージョン数÷クリック数で算出できる。

▪️CPF

Cost Per Friendの略で、「友だち獲得単価」を意味するLINE広告の配信メニュー「LINE広告(友だち追加)」特有の用語。広告運用を始める前に目標CPFを下記のように算出し、実際のCPF(利用金額÷獲得した友だち数)と比較できると良い。

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▪️配信がシュリンクする

広告の配信量がシュリンク(=小さくなる)こと。クリック数やコンバージョン数に影響するので、改善が必要な状態。

▪️入札方法

運用型広告には大きく分けて「手動入札」「自動入札」という2つの入札方法があり、広告を届ける対象や配信効果に合わせて、適切な入札方法を選択する。

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▪️入札戦略

配信効果を最大化するための入札の仕組み。 LINE広告では自動入札を選択した際、いくつかの入札戦略が用意されている(下記の記事参照)。広告を配信する目的に応じて、適切な入札戦略を選択すると良い。

2-2.ターゲティングに関する用語

▪️ターゲティング

年齢・性別・属性・地域などで、広告を届ける対象を指定すること。LINE広告には「LINEターゲティング配信」という配信機能があり、指定した地域、ユーザーがLINEに登録した情報やその中での行動履歴などの「みなし属性」を基に(※)、さまざまなターゲティングが可能。

  • これらのオーディエンスデータはLINEファミリーサービスにおいて、LINEユーザーが登録した性別、年代、エリア情報とそれらのユーザーの行動履歴(スタンプ購入履歴、LINE公式アカウントの友だち登録履歴など)、LINE内コンテンツの閲覧傾向やLINE内の広告接触情報をもとに分類した「みなし属性」および、実購買の発生した購買場所を「購買経験」として個人を特定しない形で参考としているものとなります(「みなし属性」においては携帯キャリア・OSを除く)なお「みなし属性」とはユーザーが「LINE」上で購入・使用したスタンプや興味のあるコンテンツのほか、どのようなLINE公式アカウントと友だちになっているかといった傾向をもとに分析(電話番号、メールアドレス、アドレス帳、トーク内容等の機微情報は含みません)したものです。

▪️リターゲティング

1回以上、自社のサイトを訪れたことがある人に対して、広告を配信すること。ユーザーの過去の行動と連動した配信手法のため、サイトにタグを埋め込むなどの事前準備が必要。LINE広告には「オーディエンス配信」という機能があり、例えば、ECサイトなどで初回購入したユーザーの端末識別IDなどをもとに、再び購入を促す広告などを配信することができる。

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▪️類似ユーザーへの拡張配信

リターゲティングと同じく、サイトにタグを埋め込むなどして訪問者やコンバージョンしたユーザーと特徴が似ているユーザーに自社の広告を配信する手法。LINE広告には「類似配信」という機能があり、類似ユーザーを8,800万人(2021年3月末時点)の月間利用者がいるLINE内で新たに探し出し、対象を拡張して広告を配信することができる。

2-3.広告バナーに関する用語

▪️広告

ユーザーの端末に表示される広告は、大きく分けて「クリエイティブ(メディア)」「タイトル」「ディスクリプション」に分けることができる。

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▪️配信面

広告が掲載される場所。LINE広告では、LINEのトークリストやタイムラインだけでなく、LINE NEWSなど各種ファミリーサービスにも広告が配信されるほか、アドネットワークである「LINE広告ネットワーク」を通じて、提携する外部アプリへの広告配信も可能。

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▪️ランティングページ

LPと表記されることが多く、広告をクリックしたユーザーが遷移するページ。

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2-4.その他の用語

・アカウント構造

広告がどのように構成されているかを示したもの。LINE広告は、グループ、広告アカウント、メディア(アプリ、画像、動画)、キャンペーン、広告グループから成り立っており、それぞれ設定する項目が異なる。

▪️タグ

広告の配信効果を分析するために、あらかじめWeb上の任意のページに埋め込むもの。LINE広告では「LINE Tag」というタグを用いて、コンバージョン数などを計測する。

▪️SDK(Software Development Kit)

Software Development Kitの略で、ソフトウェア開発キットを指す。アプリ案件ではタグで効果計測ができず、媒体ごとに指定されたSDKを利用することで各アプリのインストール数のほか、継続率やアプリ内でユーザーが取ったアクションなどを確認することができる。

▪️管理画面

広告の運用を行う専用画面。LINE広告では「LINE Ad Manager」という管理画面が提供されており、各種設定のほか、支払いに利用するクレジットカード登録などを行う(ログインはこちら)。

 

運用型広告の用語をマスターして、LINE広告を貴社の事業成長にお役立てください。

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