運用テクニック 2020.01.14

【公式】LINEリッチメッセージの活用法|運用メリットや作成方法、導入事例

LINE公式アカウントのリッチメッセージとは、画像やテキスト情報を1つのビジュアルにまとめることで、視覚的にも簡潔で分かりやすい訴求が可能な機能です。通常のメッセージ配信よりもユーザーと効果的なコミュニケーションが図れるリッチメッセージの特長や作成方法、企業や店舗の活用事例などを紹介します。

目次

1-1.リッチメッセージの特長
1-2.リッチメニューとの違い

2-1.リッチメッセージの新規作成
2-2.リッチメッセージの画像を用意する
2-3.管理画面上でクリエイティブを制作する
2-4.反響が大きいクリエイティブ作成のコツ

3-1.配信設定
3-2.リッチメッセージでユーザー反応を高める

1.リッチメッセージとは

リッチメッセージ

リッチメッセージとは、画像や動画とテキスト情報を1つの吹き出しにまとめて配信できる機能です。テキストのみのメッセージより視覚的にもわかりやすく、多くの情報を伝えることができます。なお、リッチメッセージはLINE公式アカウントの全アカウントタイプ・料金プランで使用できます。

1-1.リッチメッセージの特長

通常のメッセージと比較した場合、リッチメッセージには下記のようなメリットが考えられます。


・簡潔に商品やサービスの魅力を伝えることができる


テキストでは長文になってしまう内容でも、画像や動画を使うことで少ない文字数で伝えることができるほか、商品やサービスの魅力も視覚的に訴求できます。ユーザーにも直感的な理解を促し、テキストのみのメッセージ配信よりも目に留まりやすという利点があります。


・リンク先への誘導率が高まる


通常のメッセージ配信で画像を添付した場合、タップしても画像が拡大表示されるだけですが、リッチメッセージは画像にリンク設定が可能です。キャンペーンページや商品ページなど、指定のページを案内したい場合に高い誘導効果が期待できます。

1-2.リッチメニューとの違い

LINE公式アカウントで利用できる「リッチメニュー」は、トークルームのキーボードエリアに独自のメニューが固定表示される機能です。

リッチメニュー
トークルーム下部に固定で表示できる機能がリッチメニュー

ビジュアルとテキストでの訴求、エリアごとにリンク先が設定できる点はリッチメッセージと同様ですが、リッチメニューは表示方法が異なり、キーボードエリアでの固定表示となります。リッチメニューもLINE公式アカウントの全アカウントタイプ・料金プランで使用できるので、作成方法などの詳細は下記の記事をご覧ください。  

2.リッチメッセージの作成方法

リッチメッセージの作成方法を紹介します。なお、リッチメッセージはWeb版の管理画面「LINE Official Account Manager」から作成可能です。アプリ版の管理画面では作成できないので、ご注意ください。

2-1.リッチメッセージの新規作成

①左メニューバーの「リッチメッセージ」をクリック
②ページ右上の「作成」をクリック


作成をクリックすると、下記のようにリッチメッセージの新規作成画面に遷移します。

③「タイトル」を入力する

ここに入力したテキストが、プッシュ通知やチャットリストに表示されます。入力可能な文字数は100文字ですが、表示される文字数はスマホの画面枠などによって変動するため、重要な要素は冒頭に記載するようにしましょう。


④メッセージ設定

「テンプレートを選択」をクリックし、下記8種類の中から使用するテンプレートを選択します。最大6分割のデザインテンプレートがあり、それぞれのエリアごとに異なるリンク先が設定できます。

続いて、「背景画像をアップロード」をクリックし、テンプレートに合致した画像をアップロードしてください。クリエイティブの作成については、本記事「2-2.リッチメッセージの画像を用意する」で詳しく説明します。


⑤クリックアクションを設定する

選択したテンプレートのエリア別に、クリックした際のアクションが設定できます。アクションは、クリックした際にWebページへ遷移させる「リンク」と、LINE公式アカウント内のクーポンページに遷移させる「クーポン」の2種類から選択可能です。それぞれ、リンクの場合はURLを入力し、クーポンの場合はLINE公式アカウントで作成したクーポンを選択してください。


※入力欄の「リンクテキスト」とは、リッチメッセージに対応していないユーザーにのみ表示される文言です。遷移先のURLやクーポンの説明文言を記載しましょう。


なお、クーポンを選択するためには、事前にクーポンの作成が必要となります。作成方法については、下記の記事をご覧ください。

2-2.リッチメッセージの画像を用意する

上記の通り、リッチメッセージの作成には別途、画像を用意しておく必要があります。作成に伴う注意点を下記に紹介します。


テンプレート別の画像サイズ

リッチメッセージにはクリックアクションとして最大6つのリンク、もしくはクーポンが設定できます。アップロードする画像サイズは「1040px×1040px」と指定がありますが、分割する枠の数によって画像を調整する必要があります。


※登録できる画像は1枚です。例えば、4枠のテンプレートを使用する場合、あらかじめ「520px×520px」の画像4枚を組み合わせた画像(1040px×1040px)を作成しておく必要があります。

テンプレート別の画像サイズ

また、リッチメッセージを作成する際には、画像サイズのほか、以下の条件に設定する必要があります。

  • 画像サイズ:1040px×1040px
  • ファイル形式:JPG、JPEG、PNG
  • ファイルサイズ:10MB以下

2-3.管理画面上でクリエイティブを制作する

リッチメッセージ、リッチメニューのテンプレートに合わせた画像を、編集・加工ツールを用いて簡単に作成できる新機能「イメージメーカー」が追加されました。リッチメッセージ、リッチメニューを活用したいものの「画像ができない」「画像は用意できたが、テンプレートのサイズに合わせるのが難しい」といった課題を解決することができる新機能です。使用方法の詳細は下記の記事をご確認ください。

2-4.反響が大きいクリエイティブ作成のコツ

リッチメッセージは画面に大きくクリエイティブ(画像)が表示されるため、ファーストビュー(スクロールせずに最初に見える範囲)を意識することで訴求力の高いメッセージになり、リンク先への誘導率を高めることができます。クリックを促すためにはデザインの配置も重要です。

クリックを促すデザイン配置

「何を宣伝しているか」「どこに誘導しているか」などが分かりづらいクリエイティブは、ユーザーに迷いを与え、離脱の原因となってしまう可能性があります。そのため、クリエイティブには伝えたい情報を分かりやすくまとめ、思わずクリックしたくなるような工夫が求められます。


例えば、「対象店舗を今すぐチェック」というデザイン、「続きはこちら」「詳細はこちら」といったユーザーのアクションを促すデザインを配置することがポイントです。

クリエイティブ内に使用する色やテキストの文量も重要な要素です。例えば、食べ物に関連したクリエイティブには暖色系を使う、高級感を出したいクリエイティブには黒や紺、こげ茶など重厚感のある色を使うなど、宣伝するサービスや商品によって使用する色を意識してみてください。


また、テキストは極力シンプルに、特にタイトルは最大10~13文字程度に調整しましょう。詳細は遷移先のページに記載するようにし、リッチメッセージ内のテキストはユーザーに最も伝えたいことだけに絞った方がユーザーの理解が早まり、分かりやすいメッセージになります。

3.リッチメッセージの配信方法

3-1.配信設定

LINE公式アカウントの友だちに対して、リッチメッセージを配信する方法を紹介します。

① 左メニュー「メッセージ配信」をクリック

②右上の「作成」をクリック

メッセージの配信設定

③「配信先」を設定する

友だちとなっている全てのユーザーに配信するか、性別や年齢、都道府県などの属性を絞り込んでメッセージを配信するか選ぶことができます。属性で絞り込む場合、ターゲットリーチ数(有効友だち数)が100人以上必要となります。


④「配信日時」を設定する

今すぐに配信するか、配信する日時を指定(配信予約)するかを選ぶことができます。


⑤「高度な設定」について

・タイムラインに投稿する

タイムラインに同時投稿できるのは、テキスト・スタンプ・写真・動画・クーポンのうち、いずれか1件を配信する場合のみです。リッチメッセージはタイムラインの同時投稿に対応していません。


・配信メッセージ数を指定する

予算に合わせて、配信メッセージ数を指定することができます。配信先は配信時点の友だちの中からランダムに選択されます。詳細は下記の記事をご覧ください。


・A/Bテストを作成する

複数のメッセージ内容を作成し、特定の割合のユーザーにテスト配信することができます。詳細は下記の記事をご覧ください。


⑥メッセージの形式を選択する

続いて、メッセージの形式を選択します。上部メニューの中からリッチメッセージのアイコンをクリック(下画像参照)し、「リッチメッセージを選択」から、作成済みリッチメッセージを配信選択します。

リッチメッセージ

選択したリッチメッセージには、「+追加」をクリックすることでテキストメッセージやスタンプを追加することができます。なお、作成したメッセージの配信イメージは、画面右下のプレビューで確認できます。

 

⑦配信する

以上、メッセージの作成が完了したら、最後に「配信」をクリックして完了です。指定した配信日時にメッセージが配信されます。

リッチメッセージでユーザー反応を高める

通常のテキストメッセージと異なり、クリエイティブを効果的に活用してユーザーのアクションを促すリッチメッセージは、LINE公式アカウントの運用効果を高めるために欠かせない機能の一つです。


キャンペーンの告知や商品ページへの誘導、クーポン利用の促進など使い方はさまざまで、ターゲットに合わせたクリエイティブを用意することで、ユーザーの反応を高めることができます。今回紹介した活用法や事例を参考に、自社のLINE公式アカウントならではのクリエイティブを作成してみましょう。


LINE公式アカウントのメッセージ配信の手順や効果を高めるための配信のコツについては、下記の記事もご覧ください。