運用テクニック 2019.04.18

【公式】LINE公式アカウントを無料で開設|主な機能や導入効果まで

LINE公式アカウントは、国内最大のコミュニケーションアプリ「LINE」を通じて、企業や店舗がユーザーとコミュニケーションをとることができるサービスです。本記事では、LINE公式アカウントの基本機能と、活用することで実現可能な販促・宣伝施策について解説します。

目次

    1-1.  生活のインフラとなっているLINEに情報発信の拠点を持てる

    1-2.  LINE公式アカウントとLINE@や従来のサービスとの違い

    2-1.  メッセージ機能

    2-2.  LINEチャット

    2-3.  自動応答機能/キーワード応答機能

    2-4.  リッチメッセージ/リッチビデオメッセージ

    2-5.  リッチメニュー

    2-6.  タイムライン投稿

    2-7.  ショップカード

    2-8.  クーポン・抽選

    2-9.  その他

    3-1.  リピーターの創出

    3-2.  クーポンやキャンペーンを通して集客・購入単価UP

    3-3.  口コミ効果を活用した店舗情報の拡散

 

LINE公式アカウントとは?

LINE公式アカウントとは?

LINE公式アカウントは、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で企業や店舗がアカウントをつくり、ユーザーへダイレクトに情報を届けられるサービスです。

LINE公式アカウントランキング

生活のインフラになっているLINEに情報発信の拠点を持てる

LINEは現在、日本国内で月間7,900万人(2018年12月時点)以上が利用しているアプリです。これは、日本の総人口の62.3%にあたり、その中でLINEを毎日利用しているユーザーは85%にも上ります。現在、LINEは生活のインフラとして、多くの人々が日常的に使用しているサービスだと言えます。

LINEの月間利用者数と毎日のアクティブ率

LINE公式アカウントの最大の魅力は、インフラであるLINE上に企業や店舗とユーザーが直接、コミュニケーションをとれる拠点を持つことができるという点です。現在、37万を超える企業や店舗がアカウントを開設しており、ユーザー数は年々増加しています。

LINE公式アカウントの年次件数推移

LINEはこれまで、企業や店舗とユーザーをつなぐサービスを2種類に大別して提供してきました。主に大企業向けのLINE公式アカウントと、中小企業・店舗向けのLINE@(ラインアット)です。それが2019年4月18日から、サービスをシンプルにして多くの企業・店舗が使いやすくなるよう、「LINE公式アカウント」としてサービスを統合しました。

新たなLINE公式アカウントの作り方については、下記の記事で詳しく説明しています。

LINE公式アカウントとLINE@や従来のサービスとの違い

一本化されて新しくなったLINE公式アカウントにはどんな特徴があり、従来のLINE@やLINE公式アカウントと何が違うのか。変更点は下記の通りです。

 

1.誰でも無料でアカウント開設が可能。さらに、無料プランで使える機能も増えた

2.有料プランの料金体系が新しくなり、より使いやすくなった

3.より多くのデータを見られるようになった

1. 誰でも無料でアカウント開設が可能。さらに、無料プランで使える機能も増えた


新しくなったLINE公式アカウントの最も大きな特徴は、誰でも無料でアカウントを開設し、すぐに運用が開始できる点です。従来のLINE公式アカウントは開設するだけで月額料金が発生し、無料で開設できるLINE@は使える機能に制限がありました。


新しいLINE公式アカウントでは、固定の月額制を廃止。さらに、これまでLINE@では使えなかった機能や、有料プランでのみ利用できた通常メッセージよりも効果が高い傾向にある「リッチメッセージ」、トーク画面に常設のメニューを表示できる「リッチメニュー」などの機能が無料で使えるようになったことで、費用は安く、活用の幅は格段に広がりました。

2.有料プランの料金体系が新しくなり、より使いやすくなった


無料で使える機能の増加に加え、新しいLINE公式アカウントでは有料プランのプラン数と料金も見直されました。以前、LINE@では3つの有料プランが存在していました。


新しいLINE公式アカウトでは、有料プランをライトプラン(5,000円/月)とスタンダードプラン(15,000円/月)の2つに集約。それぞれのプランで一定数以上のメッセージ配信について、通数分だけ料金が発生する従量課金システムを導入しました。この変更により、有料プランに関しても月額固定費が安くなりました。


さらに、月単位でプランの変更も可能なため、配信数が多い月はスタンダードプラン、配信数が少ない月はライトプランという形で、予算に合わせて柔軟に運用できるようになりました。有料プランについての詳しい情報は、記事後半の「LINE公式アカウントの有料プランについて」で解説しています。

3. より多くのデータを無料で見られるようになった


利用できる機能が増えたことにより、管理画面も新しくなっています。

LINE公式アカウントマネージャー webとアプリ

レポート機能に関しては大幅なリニューアルが行われました。以前のLINE公式アカウント、LINE@でも、管理画面から友だちになったユーザーの年齢や性別、地域など、さまざまなデータを見ることができました。

 

新しいLINE公式アカウントの管理画面では、さらに日別でメッセージのクリック数が見られるようになったり、タイムライン投稿のインプレッション数(どれだけユーザーの画面に表示されたか)とクリック数が確認できるようになったり、より便利なレポート機能が追加されています。また、メッセージや友だちの情報を集約して閲覧できるダッシュボード機能も追加されました。

LINE公式アカウント データ分析画面

LINE公式アカウントの基本的な機能について

LINE公式アカウントには、企業・店舗への集客やキャンペーンの実施、ショップカードのデジタル版がつくれるなど、数多くの基本機能があります。以下、代表的な機能を紹介します 。

メッセージ配信

LINE公式アカウントの最も基本的な機能です。企業・店舗のアカウントを友だちとして追加してくれたユーザーに対し、メッセージを送ることができます。新商品の情報やキャンペーン情報など、ユーザーにとってメリットのあるメッセージを送ることで集客やwebでの商品購入につなげることができます。

 

友だちになってくれたユーザーには新情報を送るたびにプッシュ通知で表示されるため、メールや古いメッセージが下の方に流れていってしまう他のSNSなどに比べても高い開封率が期待できます。

 

メッセージ配信についてさらに詳しい情報はこちら

LINE公式アカウント|メッセージ配信の方法とコツ!ユーザーに支持される内容とは

LINE公式アカウント メッセージ

LINEチャット

ユーザーとチャットを行うことが可能です。LINE@よりも機能が拡充され、複数のユーザーグループとのチャットにも対応しています。ユーザーから問い合わせを受ける、予約を受け付けるなど、電話対応の代わりとしても活用できます 。

LINE公式アカウント チャット機能例

自動応答機能/キーワード応答機能

「自動応答機能」では、ユーザーからメッセージを受け取った際に、自動で返信される内容を登録することができます。特定のキーワードをあらかじめ設定し、それに基づいて自動で返信を行う「キーワード応答機能」も活用可能です。

LINE公式アカウント 自動応答機能/キーワード応答機能

リッチメッセージ / リッチビデオメッセージ

「リッチメッセージ」は、画像やテキスト情報を1つのビジュアルにまとめ、簡潔でわかりやすく訴求できる機能です。通常のテキストメッセージよりも高い誘導効果が見込めます。「リッチビデオメッセージ」は自動再生される動画をメッセージとして送ることができる機能です。遷移先を設定することで、動画視聴を経たユーザーを外部サイトに誘導することもできます。

LINE公式アカウント リッチメッセージ / リッチビデオメッセージ

リッチメニュー

LINE公式アカウントのトーク画面にユーザーが訪れた際、画面下部に大きく開くメニューです。メニュー内をタップすると、外部サイトへの誘導や事前に設定したキーワードの送信などを促すことができます。

LINE公式アカウント リッチメニュー

タイムライン投稿

LINEのトーク画面以外に、タイムラインにも投稿することができます。投稿された情報は、ユーザーがメッセージやタイムライン上で友だちに「共有」することができます。共有された情報は、LINE公式アカウントと友だちになっていないユーザーでも閲覧可能なため、友だち数以上の認知拡大が期待できます

LINE公式アカウント タイムライン

ショップカード

LINEのトーク画面から使うことができるショップカードを作成できます。紙のショップカード同様、商品購入やサービス利用・来店などでポイントを貯め、商品や割引券と交換することができるようになります。

LINE公式アカウント ショップカード

クーポン・抽選

LINE上で使用できるクーポン・抽選が作成できます。作成したクーポンや抽選はメッセージ・タイムラインなどで配信・投稿が可能です。

 

ショップカードの運用に関する詳しい情報はこちら

【LINE公式アカウント】「ショップカード」の使い方|活用方法・事例紹介

LINE公式アカウント クーポンと抽選

その他

他にも、企業やブランドの基本情報がLINEだけでなくwebでも掲載される「アカウントページ」、ユーザーの属性別にメッセージを送ることができる「セグメントメッセージ」など、便利な機能が搭載されています。これらの機能を組み合わせて活用していくことで、企業や店舗の課題に合わせた販売促進・集客施策が可能になります。

LINE公式アカウントの機能を活用して実現できること

これまで解説してきたように、LINE公式アカウントにはさまざまな機能があり、その活用方法も多岐にわたります。一部にはなりますが、LINE公式アカウントを通して実現できる施策について、代表的なものを実際の事例を交えて紹介します。

リピーターの創出

LINE公式アカウントは「見込み客・リピーター」とのつながりを強めることに最適なツールです。店頭での告知、SNS、自社サイト、ECサイト、LINEアプリの検索などから友だち追加を行ってくれたユーザーに対してコミュニケーションを行うことで、再来店を促すことができます

例えば、カー用品販売を行っている「スーパーオートバックス 大宮バイパス店」では、スタッフの声がけを中心に告知した結果、24,000人の友だちを獲得しました。その友だちに対して、クーポンを配信することで売り上げを伸ばしています。

上記のように、一度友だちになってくれたユーザーに対し、メッセージやクーポンなどを送り再来店・購買につなげられることがLINE公式アカウントの強みといえます。

クーポンやキャンペーンを通して集客・購入単価UP

友だちがある程度増えてくると、クーポンやキャンペーンを活用して売上をアップさせるような施策も視野に入ってきます。

例えば、屋内遊び場施設「キッズフル」では、クーポンを有効活用することで来客の少ない平日の来店者数が1.5倍になりました。さらに、クーポンの利用数は同じクーポンを配信しているFacebookの2倍以上だといいます。

また、クーポン配信以外にも、プレゼントキャンペーンの告知にLINE公式アカウントを活用して売り上げがアップした事例もあります。

「クイーンズ伊勢丹笹塚店」では、来店が相対的に落ち込む曜日を中心に、一定金額以上を買ってくれたお客様にケーキやドリンクをプレゼントする施策を行い、その告知をLINE公式アカウントで行っています。結果、来店者数の増加と1人当たりの購入金額のアップに成功しています。

口コミ効果を活用した店舗情報の拡散

LINE公式アカウントの基本的な使い方は、友だちになってくれたユーザーとのコミュニケーションですが、タイムラインを活用することによって、友だち以外のユーザーにお店の情報を伝え、来店のきっかけをつくることができます。

全国17の都道府県に展開するカラオケ店「コロッケ倶楽部」では、配信したクーポンをタイムラインで共有可能にすることで、新規ユーザーを獲得しています。結果、深夜帯の来店者数が160%も増加したそうです。

上記で紹介した事例以外にも、LINE公式アカウントを通してさまざまなことを実現することができます。多様な業種における事例については下記のページをご覧ください。


参考:LINE for Business 事例ページ

LINE公式アカウントの有料プランについて

前述の通り、LINE公式アカウントは無料で利用することができますが、友だちが増え、1カ月に1,000通以上のメッセージを送る場合は有料プランに切り替える必要があります。

LINE公式アカウント 料金表

有料プランのメッセージ配信は、それぞれのプランで定められた無料通数分を超えると、送った分だけ料金がかかる従量課金制です。1通当たりの値段はライトプランで5円、スタンダードプランでは送る通数によって最大3円となっています。

LINE公式アカウント 通数課金テーブル

250人の友だちがいるアカウントを例に考えた場合、無料メッセージ通数は1,000通のため、友だち全員へ月に配信できるのは4回まで。これが少ないか多いかは企業・店舗によって異なりますが、5通目を配信したい場合、ライトプランへの加入が必要になります。有料プランに関しては、運営している企業や店舗の規模や送りたい情報の量によって検討することをお勧めしています。

LINE公式アカウントを開設するには・・・

誰でも無料で開設できるLINE公式アカウントでは、企業や店舗が抱える課題を解決するための機能、ユーザーとどのようなコミュニケーションをとりたいか、どれだけ情報を送りたいかというニーズに応えるプランを多数備えています。アカウントは、こちらのページからオンライン上で開設することができます。

 

今すぐにアカウントを開設したいという方は、下記の資料をダウンロードしてみてください。