LINE公式アカウントの作り方|開設の設定と運用方法
「LINE公式アカウント」は、日本国内で月間9,300万人(2022年9月末時点)が利用するLINEを通して、友だち追加してくれたユーザーに直接情報を届けることができるサービスです。企業や店舗で導入が進んでいるLINE公式アカウントの開設方法を解説します。
LINE公式アカウント開設前に必要な情報をまとめた公式スタートガイドは、以下のリンクからダウンロードできます。
目次
3-1. 基本情報の登録(アカウントの設定)
3-2. 「プロフィール」の設定
3-3. 「あいさつメッセージ」の設定
3-3. メッセージ配信
4-1. 認証済アカウント・未認証アカウントの違い
4-2. 有料プランでできること
1. LINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントは、企業や店舗がLINE上にアカウントを作り、友だち追加してくれたユーザーにさまざまな情報を届けることができるサービスです。現在、37万を超える企業や店舗がアカウントを開設してビジネスに活用しています。
LINE公式アカウントに関する詳細な説明は、以下の記事をご確認ください。
日本の人口の約70%、9,300万人(2022年9月末時点)という多くのユーザー数を誇るLINEに企業や店舗のアカウントを開設することで、販売促進や集客などに関するさまざまな施策を実施することができます。アカウントはオンライン上で簡単に作成できるので、本記事の内容を参考に、まずは「LINE公式アカウント」を開設してみましょう!
2. LINE公式アカウントを作る方法(3ステップ)
LINE公式アカウントの作成ステップを、順番に解説していきます。スマートフォンもしくはパソコンが手元にあれば準備はOKです。開設後に申請ができる「認証済アカウント」については、記事後半で詳しく解説します。
ステップ1 「アカウントを作成」を選択
LINE公式アカウントのサービスページで「LINE公式アカウントの開設はこちら」ボタンをクリックすると、下記の画面が表示されます。ここで「アカウントを作成」をクリックしましょう。

ステップ2 個人のLINEアカウントもしくはメールアドレスを登録
続いて表示される下記画面にて、現在使用している個人のLINEアカウントもしくはメールアドレスを登録することで、LINE公式アカウントを作成することができます。
個人のLINEアカウントで登録する場合、個人のアカウントとLINE公式アカウントを連携させることで開設が完了します。メールアドレスで登録を選択した場合には、メールアドレスと必要情報を入力することで開設することができます。

ステップ3 管理画面(LINE Official Account Manager)にログインして完了
管理画面(LINE Official Account Manager)にログインできたら、アカウント開設は完了です。LINE公式アカウントの基本設定を進めましょう。

3. LINE公式アカウントの基本設定
アカウントを開設後、活用を始めるための基本設定について紹介します。
3-1. 基本情報の登録(アカウントの設定)
LINE公式アカウントでは、企業や店舗に関連するさまざまな情報を登録することができます。まずはアカウントの基本情報から設定してみましょう。アカウントの設定については下記のマニュアルで詳しく紹介しています。
アカウントの設定が完了したら、公開設定も忘れずに行いましょう。同じ設定画面の「情報の公開」のメニューから、「検索結果とおすすめに表示」の項目を「検索結果とおすすめに表示」に設定します。公開設定が完了すると、LINE公式アカウントが検索の結果に表示されるようになります(※)。
※検索結果に表示されるのは、認証済アカウントのみとなります。認証済アカウントについて詳しく知りたい方は、「4-1. 認証済アカウント・未認証アカウントの違い」の項目をご覧ください。
ここからは、友だちを増やす、メッセージを配信するなどの運用を進めていく段階に入ります。
3-2. 「プロフィール」の設定
プロフィールは、ユーザーが友だち追加する際に必ず表示される画面です。営業時間や住所などの基本情報が掲載可能で、Webサイトのトップページのような役割を担っています。

「プロフィール」設定のポイントは、下記の記事でも詳しく解説しています。
3-3. 「あいさつメッセージ」の設定
「あいさつメッセージ」は、ユーザーがLINE公式アカウントを友だちとして追加、もしくはブロックを解除した際に自動的に送られる1通目のメッセージのことです。「あいさつメッセージ」は、ユーザーとのコミュニケーションにおける第一歩となるため、重要なメッセージといえます。友だち追加してくれたことへのお礼や、どのようなメッセージを配信するアカウントかなど、LINE公式アカウントの紹介文を登録しましょう。

「あいさつメッセージ」作成のポイントは、下記の記事でも詳しく解説しています。
3-4. メッセージ配信
設定が完了したら、友だちとなっているユーザーにメッセージを送ってみましょう。「メッセージ配信」では、テキストや画像、スタンプだけではなく、視覚的にも分かりやすい訴求ができる「リッチメッセージ」、複数の画像をカルーセルで表示させることができる「カードタイプメッセージ」など、メッセージ配信に活用できるさまざまなフォーマットが用意されています。

設定が完了したら、友だちとなっているユーザーにメッセージを送ってみましょう。「メッセージ配信」では、テキストや画像、スタンプだけではなく、視覚的にも分かりやすい訴求ができる「リッチメッセージ」、複数の画像をカルーセルで表示させることができる「カードタイプメッセージ」など、メッセージ配信に活用できるさまざまなフォーマットが用意されています。
LINEはメルマガなどよりも読まれるタイミングが早く、予約のキャンセルが発生した時、新商品の発売開始時など、リアルタイムな情報を届けることで来店や購入など、ユーザーのアクションを促すことができます。
メッセージ配信の作成方法については、下記のマニュアルで詳しく紹介しています。
4. アカウントの種類と料金プラン
LINE公式アカウントを運用するにあたり、必要となるLINE公式アカウントの基本情報を解説します。
4-1. 認証済アカウント・未認証アカウントの違い
LINE公式アカウントには、「認証済アカウント」と「未認証アカウント」という2つのアカウント種別があります。「認証済アカウント」とは、一定基準の審査を通過することで取得できるアカウントです。青色のアカウントバッジが付与され、LINEアプリ内での検索結果に表示されるようになります。「未認証アカウント」は審査不要ですぐに開設することができますが、LINEアプリ内で検索結果に表示されることはありません。

認証済アカウントでできることについては、下記の記事をご覧ください。
4-2. 有料プランでできること
LINE公式アカウントは無料で開設できます。アカウントを開設した時点では全てのアカウントが「フリープラン」になっており、1カ月に1,000通までのメッセージを無料で送ることができます。運用を行っていくうちに友だちが増えてきたり、配信頻度を増やして1,000通以上のメッセージを送りたい場合は、より多くのメッセージを配信できる有料プランに切り替えていきましょう。なお、料金プランによって利用できる機能に差はありません。

有料プランには「ライトプラン」と「スタンダードプラン」の2種類があり、それぞれアカウントの友だち数やメッセージの配信頻度によって使い分けられるようになっています。有料プランのメッセージ配信は従量課金制で、1通当たりの値段は「ライトプラン」で5円、「スタンダードプラン」では送る通数によって最大3円です。
例えば、250人の友だちがいるLINE公式アカウントの場合、フリープランの無料メッセージ通数は1,000通のため、友だち全員へ月に配信できるのは4通まで。5通目を配信したい場合は、ライトプランかスタンダードプランへ切り替えましょう。有料プランに関しては、運営している企業や店舗の規模、送りたい情報の量によって検討することをおすすめしています。下記の「LINE公式アカウント 通数費用シミュレーター」では、「友だち数」と「配信回数」を選択するだけで月の料金の目安を確認することができます。
LINE公式アカウントの運用にかかる費用については、下記の記事をご覧ください。
※2023年6月1日に料金プランの改定を行います。詳しくはこちらのお知らせをご覧ください。
以上、LINE公式アカウントの作り方について紹介してきました。本記事を参考に、以下のページからまずはアカウントを開設してみましょう。
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